冷え性
現代人には女性を中心に冷えが問題になっている場合がとても多いです。生活の中に冷えが入る環境がとても多いからです。例えば、仕事場が寒い場所、事務所でも空調暖房は頭だけを熱くし逆に下半身、足は床からの冷えで寒い状態。頭寒足熱とは真逆の環境です。
冷えは万病の元と言われるように、いろいろな不定愁訴に結びつきます。お腹や頭痛、生理痛から疲れ・・本人は気づかなくても身体は反応し不調に向かいます。
冷えは生活習慣で、まず冷やさない意識が大切です。特に冬場は気をつけたいです。靴下を履いた生活、胸元はガードする、睡眠中に身体を冷やさない、デスクワークの人は足元を冷やさない努力をする・・まだまだ生活習慣に冷えが入ることは多く意識を高めることです。
肩甲骨の間にある胸椎(背骨)は、呼吸器と関連があり冷えから呼吸器が落ちることも多いです。不妊症の方も冷えは注意です。
一口に冷えと言っても、末端に出る不調はとても範囲が広く、改善するのも生活習慣を含めた努力が必要です。
整体でいう足湯もご家庭でできる、効果の高い方法です。 (足のくるぶしのところまで、熱いお湯にて6分間つけます。中途半端な温度では効果がありません。途中、湯が冷めますので、3分位でたし湯を入れます。終了後、もし色味の悪い足があれば、新たに2分間追加します。)
一般に冷え症と言ったら、手足が冷えている感覚がある人や、しもやけができている人がイメージしますが、実際は何か症状のある不調の方には多く冷えがある事実があります。
これだけ体調に大きく関わる冷えですから、自覚が無い人も一度、確認されてみられるとよいです。
冷えを改善すると、大きく体調が変わる事実があり、現代人にはテーマといえる事でしょう。