肩こり

肩こりは女性を中心に日本人にとても多い症状の一つです。簡単な症状のように思われがちですが、されど肩こりで長い方ですと10年以上の肩こり痛に悩まされている方は案外多いです。

さて肩こりといっても、自覚症状ですので痛む場所はいろいろです。首筋のところ肩甲骨の内縁、外縁あたり他、多くは左側か右側の痛みに偏って感じています。
肩こりも原因が何かです!

痛む部位が原因なのか?それなら、そこの筋肉をマッサージなどで緩ませるだけで治るはずです。しかし、多くは繰り返して後日からまた痛むのではないでしょうか。

変わったところでは、食べ過ぎによる肩こりや目の疲労、冷え、緊張からくる自律神経系、姿勢からくる筋肉の硬直ほか体の歪みや胸部の問題、心臓の収縮が落ちているなどでも起こり得ます。特に40歳台からは肩甲骨の開きが大きく動きがなくなり、腕を使いすぎたことによる肩こりというのがあります。若い時は筋肉の弾力の良さでカバーできたものが、運動不足や加齢により筋肉が耐え切れなくなったことによります。

改善方法は、いたってシンプルですが根治できます。
まずは、肩こりの原因を特定することです。そして、からだのバランスを整えたうえで、原因を改善。また肩周りの筋肉群の可動域と弾力を取り戻すことが重要です。

長年の肩こり症の方は、それだけシステムがガッチリされていますが、根気よく体つくりをされる気持ちが結果、早期に改善根治できます。過去に40年来の肩こり症の方をみさせてもらいましたが、嘘のように痛みがなくなりました。問題は原因改善と、筋肉への取り組みをしっかりすることになります。その場しのぎなら、簡単なことですが繰り返す肩こりは益々、筋肉が反発し治りにく体に進みます。
肩こり症の場合は、取り組み方がポイントとなります。